狼と七匹の子山羊
The Wolf and the Kids
ある所にお母さんやぎと7匹の子やぎが暮らしていた。
お母さんは街へおでかけ。
子やぎたちに注意事項を伝える。
「誰が来ても、決してドアを開けてはいけませんよ」
(ダチョウ倶楽部的なあれです)
そこへオオカミがやって来るが、がらがら声で
オオカミ「お母さんですよ」。
バレた。
そこで狼は店で*チョーク*を買い、それを頬張って声を変え再び子山羊たちの家へ。
オオカミ「お母さんですよ」
いけそう。
子やぎ「足みせろや」
バレた。
オオカミは次にパン屋をおどして小麦粉を足に塗りたくって真っ白にし子やぎたちの家へ。
ドアの隙間から白い足を見た子やぎたちは大喜びでドアを開ける
(手順とばしすぎでないのか子やぎさんよ)
逃げる逃げる7匹の子やぎたち。
間一髪で柱時計の中に身を潜めた末っ子のやぎを除いて狼に丸呑みされてしまう。
(のどつかえないの?胃、だいじょぶなの?)
こやぎを6匹も丸呑みにしてオオカミは熟睡。
そこへお母さんヤギが帰宅。悲劇!
末っ子から事の顛末を聞いたお母さんやぎは冷静にに眠りこけているオオカミの腹を
鋏で切り裂いて子やぎたちを助け出す。
(母さんヤギ、ダイナミック&サバイバー)
そして、子やぎたちはオオカミの腹に石を詰め込んでサバイバー母さんやぎが縫い合わせた。
(縫合はプロかとおもう。母さんすごいよ)
オオカミは水を飲もうと井戸をのぞいたが腹の重さで転落し死亡。
(この展開多い。あと開腹されたこと気がつかないオオカミ多すぎる)
これでみんな助かり、復讐も完了でめでたしめでたし。
復讐してるよ…!!!!
*チョークという記載が多いが、石灰がのどの炎症に効くなど民間療法が
あったのかもしれない、という話で
黒板に板書するチョークでは実際ないようだ。
末っ子の心細さと恐怖を思うとおおおおおお、と震えが止まりませんが
子やぎというだけでかわいいので好きなお話です。
あと母さん絶対戦場経験あると思うぐらいの冷静な対応っぷり。
オオカミさんはもう少し、考えながら生きてみるのもいいと思うんだ。
この話もしや、かわいいは正義、みたいな事かもしかして
(違う)