坂本奈緒個展「あのはなし」|について|7

11

野の白鳥(白鳥の王子)
The Wild Swans

北国のとある王国に、11人の王子とエリサという王女を持つ
国王と王妃が幸せに暮らしていた。
ある時、王妃が亡くなり、国王は再婚。
(毎度恒例の再婚するが再婚相手の母はアレな人という)
ところが新しい王妃は王子達とエリサをいじめ、
王子達を白鳥に変えて追い出し、エリサを農家の養女にやってしまう。
(王子11人もいるんだからもう少しがんばれ。
あと再婚相手の母、華麗に魔女。サクッと白鳥にしちゃう)
15歳になったエリサは王宮に戻るが、すんごい美しく成長済み。
嫉妬しまくりの王妃はエリサをこきたなく、醜くして(おそらく魔法)王の元へ出す。
汚すぎて醜くすぎて、
これ誰自分の娘じゃないわー!いらんわー!と王。
エリサ超ショック。
次の日、森の中の湖で沐浴したら醜い顔もなぜか戻る。
その後に会った老婆に白鳥目撃の話を聞く。
話に出ていた場所へいくと11羽の白鳥が。
これマジ11人の兄王子達。
王子達は日が昇ると白鳥に変わり、日が沈むと元の姿に戻るのだった。
(これちょっとかっこいい)
兄王子たちはエリサを自分たちが渡りに行っている国へ連れて行く。
エリサは無事その国へつくが、夢の中で
「いら草を紡いだ糸で帷子を編んで王子達に着せれば呪いが解ける、
ただし編んでいる間は口をきいてはならない、さもないと王子達が死んでしまう」
と伝えられる。
そこでエリサはいら草を集め、かたびらを編み始める。無言で。
ある日、狩りをしていたこの国の王がエリサを一目惚れし結婚。
兄王子の為に無言でいら草でかたびらを編むエリサ。嫌な噂が立つ。
エリサは魔女なのではないか。
否定をしていた王だが、最後にはエリサを魔女認定。
火あぶりの刑を言い渡す。
処刑場へ行くさなかにもエリサは無言でかたびらを編み続ける。
気味悪がる人がかたびらを引き裂こうとすると白鳥が。
兄王子いぃ!!
10.5枚編んだからひとまず私が死ぬ前に白鳥から戻ってほしい、と
かたびらを白鳥へ放り投げる。
呪いが無事とけて兄王子達は人へ戻る.
一番上の兄王子が人々にいきさつを説明し、
エリサの魔女の疑いは晴れる。
おしまい

魔女継母と自分の国はどうなったぁぁぁぁ
あと、一人腕羽のままだろ10,5枚だぞおおおおおおぉ

妹が白鳥になった兄王子達を初めてみつけた海岸のシーンを。
本には、渡りは兄王子達には時間制限があるので大変な描写がありました。
そこがとても切なくて私は心にのこっています。
エリサを描いていませんがエリサには特に興味がなかったので…
いや、きっと美しい娘で魅力的で兄思いで献身的なのだろうと
おもうけど、要約すると「良い子」でおわるのよね。
そこがちょっと。ねー。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください